今日も暑い一日でした。まるで真夏のよう🌞

発表会前ではありますが、2月にチケットを取っていたアリス=紗良・オットさんの演奏会に、サントリーホールまで行ってきました。
いつかは生演奏を聴いてみたいとずっと思っていたピアニストです。

彼女がいつも裸足で演奏することは知っていましたが、本当に裸足でした!
ペダルが冷たくないのかと、ちょっと心配に。もう慣れているのでしょうか。

衣装も印象的で、ドレスではなく、スパッツとスポーツタイプのタンクトップ(おそらくおへそも見えていたような…)に、黄緑色のシャツワンピースを羽織っていて、とてもナチュラルな雰囲気でした。そのままヨガもできそう。

演奏されたのは、ジョン・フィールドのノクターンとベートーヴェンのソナタ。
実はフィールドの曲は以前から知っていて、学研の楽譜『おんがくのおくりもの』に載っていた曲がとても素敵だなと思っていたのです。
また、ショパンのノクターン(コルトー版)の冒頭ページにも「ノクターンを生み出したと認めるに相応しい人」と書かれていて、記憶に残っていました。

今日はそのフィールドのノクターンを6曲演奏してくれました。のどかな田園風景が目に浮かぶような、美しい音色でした。
ピアノはやはりスタインウェイ。そして、ベートーヴェンのソナタは、彼女らしい個性的な表現が光る演奏でした。