山手駅徒歩8分横浜市中区竹之丸のピアノ教室の菊地です。ブログ更新が遅くなりました。

このところの寒暖差のせいか,はたまた年齢的なものか体調不良でした💦

今日は電子ピアノとアコースティックピアノの違いについてです。世の中には電子ピアノがピアノって言う楽器なのよって、思っていらっしゃる方もいますね。

電子ピアノとアコースティックピアノの1番の違いは音を出す仕組みが違うことです

電子ピアノは鍵盤を弾くことで電子回路が反応してスピーカーから音がでます。スピーカーの付いている個数や高音質(よりピアノに近い音質)で価格が変わってきます。どれだけピアノの音のそっくりさんにできるか。

電子ピアノのいいところは、

サイズが小さくて重さが軽い(60~85kgぐらい)なので移動がらく。

調律の必要がない。

ベッドホンを使えば音を気にせず真夜中でも弾ける。

種類豊富な音色やリズム、メトロノーム、録音機能など、電子楽器ならではの色々な機能がある。

ではデメリットはというと、繊細な表現力がアコースティックに劣る。

鍵盤のタッチがやや浅く、軽い。生徒ちゃんが「家では弾けたのにここでは弾けない‥」と嘆いているのはこの影響です😿

耐用年数が短い。他の電化製品と一緒で10年から15年と言われてます。10年たつと部品がなくなるそうです😭

一方のアコースティックピアノは、鍵盤を弾くとピアノ内部にあるハンマーが弦を叩くことによって音が鳴ります。ギターやバイオリンと同じように、弦を弾いて(叩いて)音を出す楽器です。

鍵盤は木製鍵盤になり木製ならではの温もりがあります。

演奏者により表現が変化する。

響板やボディー自体が共鳴して大きな響きを生み出す。

たくさんのパーツを(80個ぐらい)使ったアクションで繊細なタッチで出したい音が出せる。

耐久性は長い。30年から40年。電子ピアノよりもサイズは大きめ。

重さも200kgから250kgぐらい。

年に1回から2回調律が必要となる。

簡単ですが電子とアコースティックの違いでした。

次回は電子ピアノの種類と選び方です。