今日は先週お休みした幼稚園の生徒さんが2週間ぶりにレッスンにきました。
真剣に弾いているがいつも同じところでつっかえて弾きなおしてしまいます。
おそらく自分がどこが弾けていなくて、どのように練習しなくてはいけないか
わからなかったのでないかと思いました。もう14日前のことなんてすっかり
忘れてしまったのです。子供は覚えるのも早いけど忘れるのも早いです。
普段の練習の状況をお母さんに聞くと10分ぐらい、言われてしかたなく練習しているらしい💦
練習の習慣がついていないのです。習慣とはそうするのが当たり前になること。
つまりピアノを弾くのが当たり前になること。
どうしたら習慣にできるか?
そこで大切なのはお母さんの声かけです。「練習しないなら、やめさせるわよ」
なんてけして言ってはいけません。脅しは禁句です。
一緒に練習に付き合って「今日はここが昨日よりきれいに弾けたね」「集中してひけたね」
なんでもいいのです。とにかくほめてあげてください。
練習の習慣がついて「苦」でなくなると、どんどん弾けるようになってきて上手になって
楽しくなってきます。
ピアノはどうしてもお家での練習ができないと上達できない楽器です。
子供たちの伸びしろは無限大。集中力は年齢や環境によってさまざま。
レッスンで状況を見極めてどのように声かけをして
どのような練習をしたらいいのか生徒さんにあった宿題の出し方を
常に考えていかなければならないと改めて思ったレッスンでした。