根岸線山手駅徒歩8分の横浜市中区のピアノ教室の菊地です。昨日から暖房も恋しくなるような気温。さむつ⛄おまけに強風。週間予報をみたら30℃の日がある💦どうなってるの?
今日は、大学生のCちゃんの最後のレッスンでした。
Cちゃんがうちの教室に来てくれたのは中学3年生のとき。ご家庭の事情で他のお教室から移ってきたのですが、最初から音楽的なセンスがあり、表現力もあって、とても教えやすい生徒さんでした。
他のお教室から移ってくる場合、以前の弾き癖が抜けなかったり、譜読みが苦手だったり、練習の習慣がついていなかったりと、少し気をつけなければいけないこともあるのですが、Cちゃんにはそうした心配がまったくなく、安心して指導できました。
だた今年に入ってから、ピアノの練習の優先順位がだんだん下がっていってしまったようです。
私は、真面目な子だから限られた時間の中でもきっとできる範囲で練習しているのだろうと思っていたのですが、実際にはほとんど弾けていなかったようで……。
ついにお母さまがしびれを切らして、「そんなに練習できないのなら、もうやめてもいいんじゃない?」とおっしゃったそうです。
本日が最後のレッスンになりましたが、Cちゃん本人がこんなことを言っていました。
「先生が優しいから、つい甘えてしまいました」と。
うーん、確かに私はあまり怒らないほうかもしれません(たまに怒ることもある)もちろん、叱ってプレッシャーをかける方法もありますが、それが本当にその子のためになるのか、私自身はいつも迷いながらの指導です。
今思えば、もう少し音楽理論や楽典など、基礎的なこともきちんと教えてあげたらよかったかな、と少し後悔しています。
でも、Cちゃんは発表会に2回出演して、どちらもとても印象に残る演奏をしてくれました。きっとあの経験は、彼女の中にも残ってくれると思います。
Cちゃん、今まで本当によく頑張りました。
またいつか、ふとピアノに向かいたくなったときは、ぜひ思い出して声をかけてくださいね。できるだけレッスン頑張ります。楽しい大学生活を送ってね。