根岸線山手駅徒歩8分、横浜市中区のピアノ教室の菊地です。

今日はうちの教室の最年長高校2年生のHちゃんのレッスンでした。

Hちゃんは小学2年の11月からレッスンにきてくれています。まもなく10年目に入ります。

高校2年の秋というと大学受験が視野に入ってきて準備もすすんでくるころです。今日は1日模試だったそう。レッスン時間直前に帰宅したらしい。それでもレッスンには来てくれるので本当に偉いなと感心するばかり。

実は彼女には新しい大きな目標ができたため、9月からレッスンを月2回に変更することになりました。2か月がたつけど問題なくレッスンができています。毎日忙しいので練習時間がとれていないのになぜレッスンが成立するか?それは読譜力につきる。何年も続けてこつこつ積み上げてきた読譜の力が彼女の強味です。譜読みが早く正確なので、短い時間の練習でも曲が形になる。大人になっても好きな曲を自由に演奏できるように成長しました。きっとピアノを人生の友として歩んでいくことでしょう。

中学生になるとやめてしまう子が多い中、ここを踏ん張って乗り越えるとかなりの名曲がひけるようになるし、体の成長とともに手もしっかりしてきていい音で奏でられるようになってきます。中学生はみんな忙しいので、生徒さんの要望も聞き一人一人に合わせたレッスンをしています。王道のテキストを何冊もやっている子もいれば、テクニックと曲だけの子もいます。

ピアノという習い事は他の習い事のように、目にみえて瞬時に「やったあ、できたあ、楽しい」とはならないものです。何年もかけて練習を続けていると結果、忍耐力がつき、できなかったことができるようになり自信をつけてくれます。時間はかかるけど⏰

若いママたち、レッスンはじめて半年で「うちの子にはピアノがあわないかも」「才能がない」etc.と決めつけてしまうのは、早すぎです。もっとながーい目でお子様を見てあげましょう。来週から保護者面談がはじまります。色々なお話しを伺って生徒さんの成長にプラスになりますよう。

 

 

Hちゃん3弟姉妹です。美男美女。

サマーコンサートの舞台裏でぱちり